ads.txtの設置方法とは?ConoHa WING・Cocoonでの入れ方と警告の直し方

ads.txtの設置方法とは?ConoHa WING・Cocoonでの入れ方と警告の直し方 ブログ運営

Google AdSenseの「サイト」ページに「ads.txtファイルの問題」という警告が出ていて、どこに何を置けばいいのか分からず止まっている人は多いはずです。ads.txtはHTMLの中に貼るコードではなく、サーバーの決まった場所に置く小さなテキストファイルなので、WordPressの投稿編集画面をいくら探しても見つかりません。

このブログもConoHa WINGとCocoonでサイトを運用しており、ads.txtの設置でつまずいた経験があります。この記事では、公式ヘルプの情報をもとに、ConoHa WING環境で使える3つの設置方法(Cocoonの設定画面/ConoHa WINGのファイルマネージャー/Site Kit by Google)と、設置後に警告が消えないときの確認手順をまとめます。

結論
ConoHa WING+Cocoonの組み合わせなら、テーマ設定の「広告」タブにある「ads.txt編集」からパブリッシャーIDを含む1行を貼るだけで設置できる。ファイルマネージャーでの直接アップロードやSite Kitは代替手段として知っておく程度でよい。設置後、AdSense側の反映には数日〜最大1か月かかることがあるため、警告がすぐ消えなくても焦って何度も書き換える必要はない。

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ads.txtとは何か、なぜ「ファイルの問題」の警告が出るのか

ads.txt(Authorized Digital Sellers)は、「このサイトの広告枠を販売してよい広告システムはこれです」とGoogleなどの広告システムに伝えるためのテキストファイルです。Google AdSenseの公式ヘルプによると、サイトのルートディレクトリ直下(例:https://example.com/ads.txt)に置く必要があり、記述する内容はAdSenseアカウントから発行される「google.com, pub-パブリッシャーID, DIRECT, f08c47fec0942fa0」という1行です。

この行が「ない」「パブリッシャーIDが間違っている」「正しい場所に置かれていない」場合に、AdSense管理画面の「サイト」ページで「ads.txtファイルの問題」という警告が表示されます。WordPressの投稿やページとして作成しても意味がなく、あくまでサーバーのファイルとして置く必要がある点が、初めて対応する人がつまずきやすいポイントです。

設置方法向いている人難易度
Cocoonの「広告」タブから編集Cocoonテーマを使っている(このブログと同じ環境)易しい
ConoHa WINGのファイルマネージャーで直接アップロードCocoon以外のテーマ・テーマにads.txt編集機能がない普通
Site Kit by Googleを使うすでにSite KitでAdSenseと連携済み要確認(後述)
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方法1:Cocoonの「広告」タブからads.txtを設置する

Cocoonを使っている場合、この方法が一番手間が少なく、ファイルマネージャーやFTPソフトを使う必要がありません。WordPress管理画面から「Cocoon設定」(テーマにより「外観 → カスタマイズ」からの場合もあります)→「広告」タブ→「アドセンス設定」内の「ads.txt編集」を開きます。

  1. 「ads.txtの更新を有効にする」にチェックを入れる
  2. テキスト入力欄に google.com, pub-パブリッシャーID, DIRECT, f08c47fec0942fa0 を入力する(パブリッシャーIDはAdSenseの「マイAdSenseページ」で確認できる、自分のアカウント固有の数字列)
  3. 末尾の f08c47fec0942fa0 はGoogle共通の値なので変更しない
  4. 保存ボタンを押す

保存後、ブラウザで自分のサイトの /ads.txt(例:https://www.example.com/ads.txt)に直接アクセスし、入力した内容がそのままテキストとして表示されればサーバー側の設置は完了です。表示されない・保存できない場合は、ConoHa WINGのWAFに引っかかっていないかを確認してください。

方法2:ConoHa WINGのファイルマネージャーで直接アップロードする

Cocoon以外のテーマを使っていてads.txt編集機能がない場合は、ConoHa WINGのファイルマネージャーから直接アップロードします。ConoHa WINGの公式サポートによると、ファイルマネージャーはコントロールパネルからFTPソフトなしでサーバー上のファイルを操作できる機能です。

  1. メモ帳(Windows)やテキストエディット(Mac)で、書式なしのテキストファイルとして ads.txt を作成し、中身に google.com, pub-パブリッシャーID, DIRECT, f08c47fec0942fa0 の1行を書く
  2. ConoHa WINGのコントロールパネルにログインし、「サイト管理」→「ファイルマネージャー」を開く
  3. 左側のディレクトリツリーで「public_html」→ 対象ドメインのフォルダを開く(このフォルダがサイトのルートディレクトリにあたる)
  4. 作成した ads.txt をドラッグ&ドロップ、または「ファイルアップロード」ボタンからアップロードする

すでにCocoonの「ads.txt編集」機能で設置済みの場合、この方法を重ねて使う必要はありません。両方の方法で別々の内容のads.txtを作ってしまうと、どちらが実際に読み込まれているか分かりにくくなるため、テーマ側の機能が使えるならそちらに一本化するのが安全です。

方法3:Site Kit by Googleを使っている場合の注意点

Site Kit by GoogleはGoogleが提供する公式プラグインで、AdSenseと連携すると広告コード(AMP版・非AMP版とも)を自動で全ページに挿入してくれます。ただし、Google AdSenseの公式ヘルプ「AdSenseに接続し、WordPressサイトで広告を表示する」のページには、ads.txtの自動生成についての記載が見当たりません。

そのため、Site Kitを導入していてもads.txtは別途設置が必要な可能性があるという前提で考え、方法1(Cocoon)または方法2(ファイルマネージャー)のどちらかで設置したうえで、実際に /ads.txt にアクセスして内容が表示されるか確認することをおすすめします。Site Kit側の設定画面に確認状況の表示がある場合は、そちらも合わせて見ておくと安心です。

設置したのに「ads.txtファイルの問題」が消えないときの確認手順

注意:反映には数日〜最大1か月かかることがある
Google公式ヘルプによると、ads.txtの変更がAdSenseに反映されるまで数日、広告リクエストが少ないサイトでは最長1か月ほどかかる場合があるとされています。設置した直後に警告が消えなくても、異常とは限りません。

  • まず あなたのドメイン/ads.txt をブラウザで直接開く — 何も表示されない、404になる場合はサーバー側にファイルが届いていない。Cocoonの保存が失敗していないか、ファイルマネージャーに正しい場所へ置けているかを見直す
  • 表示された内容のパブリッシャーIDが自分のAdSenseアカウントと一致しているか — 過去に別サイトの値をコピーしたまま使い回していないか確認する
  • ConoHa WINGのWAF(SiteGuard Lite)が保存や書き込みをブロックしていないか — Cocoon設定の保存時に403エラーが出る場合はWAFの除外設定が必要になることがある
  • AdSense管理画面の「サイト」ページで「アップデートを確認」を押す — 自動チェックを待たずに再チェックをリクエストできる

ads.txt以外の原因(審査未完了、Cocoonの広告コード欄が空、広告ブロッカーなど)で広告そのものが表示されないケースについては、こちらの記事で4つの原因ごとに切り分けています。

よくある質問

Q. ads.txtはWordPressの固定ページとして作ってもいいですか

A. おすすめしません。ads.txtは広告システムのクローラーがサーバーのルートディレクトリ直下に直接アクセスして読み込む、拡張子.txtの純粋なテキストファイルです。WordPressの投稿やページとして作成すると、実際のURLがルート直下の /ads.txt にならなかったり、HTMLタグが混ざったりして正しく認識されない可能性があります。Cocoonの「ads.txt編集」機能かファイルマネージャーでの直接アップロードを使ってください。

Q. 複数のサイトを運営していますが、ads.txtの中身は同じでいいですか

A. 同じAdSenseアカウントで複数サイトを運営している場合、パブリッシャーID(pub-から始まる番号)はアカウント共通のため、基本的に同じ1行をすべてのサイトのads.txtに設置する形で問題ありません。サイトごとに異なる値を使う必要はありません。

Q. 設置して1か月以上たつのに警告が消えません

A. まずは あなたのドメイン/ads.txt に今もアクセスでき、内容が正しいままかを再確認してください。問題なければ、AdSense管理画面の「サイト」ページで「アップデートを確認」を押して再チェックをリクエストします。それでも解消しない場合は、パブリッシャーIDの誤記や、CDN・キャッシュ設定によってGoogleのクローラーに古い内容が返されていないかを疑い、最終的にはGoogle AdSenseヘルプセンターやコミュニティに問い合わせるのが確実です。

まとめ

・ads.txtはHTMLに貼るコードではなく、サーバーのルートディレクトリ直下に置くテキストファイル
・ConoHa WING+Cocoonなら、テーマ設定の「広告」タブの「ads.txt編集」から設置するのが最も手間が少ない
・Cocoon以外のテーマの場合は、ConoHa WINGのファイルマネージャーで public_html 直下に直接アップロードする
・Site Kitを使っていてもads.txtの自動生成は公式に明記されていないため、別途設置し /ads.txt で表示確認をする
・反映には数日〜最大1か月かかることがあるため、設置直後に警告が消えなくても焦らない

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